広島の産前・産後ケアなら「まる屋助産院」トップ > ブログ > 「性別違和を生きる」の講演を聞きました
性教育をしていくうえで、必ず話さなくてはいけないことの中に「性別違和(性同一性障害)」「セクシャルマイノリティー」があります。
バングラデシュにいた時は、ヒジュラ(両性具有)の方がいたし、トロントでは、いろんなところで虹色の旗(LGBTのシンボル️)が掲げられ、トロントプライドには、同性婚をした方がパレードに参加されていました。
そんな感じで、私の中では、それほど特別なことではなかったのですが、やはり当事者の方の話を聞いて、理解したうえで、授業で伝えたいと思って、當山敦己さんの講演会に行ってきました。
當山敦己さんは女性から男性に戸籍変更されました。苦しみ、自己否定などの葛藤、日本社会で生きることについて、とてもわかりやすく話されました。
とても悩んだ時期を通して、今がある
と、笑顔で明るく話されていたのが印象的でした。
最後に、思春期教室でセクシャルマイノリティーの話を伝える時に必要なことは?と質問しました。
「まずは、性別違和、セクシャルマイノリティーの人がいると言ってくれるだけで充分です。(存在を認める)それだけで気持ちが楽になる生徒がいます。」
「いつでも相談に乗るよ」という気持ちで
ど、素敵なアドバイスで、なんだか気持ちが楽になりました。
AERAのLGBTの特集号に、LGBTは13人に1人ぐらいの割合でいると書かれていました。
多いと思うか、少ないと思うか、人それぞれですが…
この割合はAB型な人、左利きの人と同じぐらいの割合ということでした。
どう思われますか?
ちなみに、まず最初に性別を判定するのは、お産に立ち会った医師、または助産師です。
感慨深いものがあります。
*LGBT …レズビアン、ゲイ、両性愛者、性別違和(性同一性障害)
セクシャルマイノリティー…LGBTを含む性的少数者
(すいません….そのあたりの言葉の定義がまだ勉強不足です。どなたか詳しい方、教えてください)