
広島の産前・産後ケアなら「まる屋助産院」トップ > ブログ > 北広島町「命の授業」終わりました!
北広島町内の中学3年生を対象にした思春期教室である「赤ちゃんを産み、育てること~自分の人生も大切に~」が全日程を終えました。
昨年と同様、北広島町在住の赤ちゃんとお母さんと全中学校をまわりました。
今年はさらにこの授業を企画された北広島町福祉課子育て支援室の職員の方、保健師の方も授業に参加してもらい、「チーム北広島町」で行いました。
お母さんたちの中には「私はここの(中学校の)卒業生です。とても懐かしいです」と言われ、保健師さんも「実は乳児健診で皆さんに会っているんです。みんな大きくなったなとまた会えてうれしくなります」と、北広島町ならではのアットホームな授業でした。
授業後の感想では、自分が生まれたのは奇跡に近い確率だったことに驚いた。もっと自分を大切にして、将来を考えようと思った。子供を産みたいと思った。子育てをしたいと思った・・・などなど、読ませてもらって、本当にうれしくなりました。
また「子育て=
「私の姉の赤ちゃんも生まれて大きくなってきています。家族みんなで育てることはいいことだし、私も手伝って一緒に育てようと思いました」という女子生徒さん(自分の子供を育てるときは要領がわかっている分だけ楽だろうな・・・)
さらに「町役場にはこんな仕事をしている人がいるんだとわかった」という感想もあり、子育て支援室の職員さん、看護職の中では一番知られていない?保健師さんの縁の下の力持ちも伝わったようです。
「子育てはお母さん、お父さんだけではなく、地域みんなで行っていく」北広島町の子育て支援も知ってもらえました。
一緒に授業をしてくれたお母さんは「この授業をずっと続けてほしい。この子が大きくなった時に聞いてもらいたいし、今度はこの子が赤ちゃんを抱いて、自分もこうやって生徒さんに抱いてもらったんだと思ってもらいたい」と言っておられました。
授業をするほうも聞くほうもよかったと思える。そんな授業のお手伝いができて本当にうれしいです。