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先日、「昨日から急に赤ちゃんがおっぱいを飲まなくなり、おっぱいがパンパンで痛くて・・・」という連絡がありました。
急いで伺うと、両方の乳房ともパンパンに張っていて、少し赤くなっているところもありました。
詳しく話を伺うと、もうすぐ1歳になる赤ちゃん。
今まで普通に飲んでいたのに急に飲まなくなり、
抱っこして飲ませようとしても嫌がるし、乳首をくわえても、
すぐに離してしまうということでした。
「もしかしたら・・・もう今までいっぱいおっぱいを飲んだから、
おっぱいを卒業したのかもしれませんね」とお話しました。
お母さんはまだおっぱいを飲ませたかったようで、いろいろ悩んでおられました。
その日は卒乳ケアはせず、症状を和らげるケアを行い、ケア後におっぱいを飲んでもらいましたが・・・
やはり嫌がって飲んでくれません・・・お母さんもとても寂しそうでした。
次の日もケアに伺うと、
お母さんが「やはり・・・卒乳することにしました。やはり飲んでくれないし・・・
でも、そのかわりにしっかり抱っこしてあげると、よく寝てくれるんです。これでいいかなって」
と、寂しそうではありましたが、すっきりした笑顔で話されました。
そして、卒乳ケアを開始しました
卒乳はお母さんと赤ちゃんが決めたらいいと思っています。お母さんのタイミングで卒乳するケースが多いですが
赤ちゃんから卒乳することもあります。そんな時は、お母さんの気持ちがついていかなくて、
その思いが「おっぱい」にでてくることもあるんですね・・・
「おっぱい」以外の愛情補給をすることで、お母さんの気持ちもちゃんと赤ちゃんに伝わっているようです。
大人の階段を登るとき、お母さんは寂しいですが・・・
これで、お母さんも「母としての階段」を登りましたね!
おっぱい卒業!おめでとうございました!