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今日、卒乳したお母さんのケアに伺いました。
赤ちゃんは生まれてすぐにNICUに入り、直接におっぱいをあげることができなかったため
毎日、搾乳をして病院に届けていました。
自宅に帰ってから、まずは赤ちゃんがおっぱいを吸う練習から始め、
お父さんも一緒に練習をしたり、母乳量を減らさないようにがんばって搾乳を続けました。
乳房ケアも定期的に受けていただきました。
でも、腱鞘炎がひどくなり、もう搾乳をすることも、直接授乳をすることも抱っこすることも 難しくなってきました。
赤ちゃんのほうもおっぱいを吸わなくなってきました・・・
今日、お母さんはお父さんとも相談して「卒乳」することにしました。
確かに完全母乳ではなかったけど、おっぱいを直接吸うのも難しかったけど、
自信をもって「母乳で頑張った!」って言ってください。
この4か月、本当に素敵な母乳育児されたと思います。
長い短いというのは、人の価値観で違います。
長さだけではなく、お母さんの思いも大切です。
お母さんの思いは、とても人と比べられるものではありません。
今回、卒乳をされたお母さんの思いは、赤ちゃん、お父さん、 そして私にもしっかり伝わっていました。
本当にお疲れ様でした!
赤ちゃんも大人の階段を登りました
今日は今まで我慢していたビールで、今までの頑張りをいやしてくださいね。