広島の産前・産後ケアなら「まる屋助産院」トップ > ブログ > 10/28 「自分の性を楽しむために~」
セクシャルマイノリティ活動家の當山敦己さんと一緒に
「自分の性を楽しむために~」というタイトルでセミナーをしました。
まずは、男性、女性のイメージを書き出してもらってからセミナーをスタートさせました。
私は「リプロダクティブヘルス・ライツ」について話しました。
私はこの言葉に出会ってなかったら、助産師になっていなかったと思います。
要するに「子供を産むか、産まないか、何人産むか、産まないか」は自分たちで決めることができる
という話です。これは国連も認めている基本的人権です。
それに「セクシャルヘルス・ライツ」を盛り込んで話をしました。
自分たちは「男性」「女性」という生物学的な性別を超えて、
自由に「性」を安全に楽しんでいいという考え方です。
かなり難しいのですが・・・
當山さんが「国連が認めるということはどうなるんですか?」と率直な質問をくれました。
国連が認めるということは、国連の加盟国の政策に反映されるのです。
もちろん、みんなの理解が広がるというボトムアップ、草の根レベルの活動も必要
だけど、トップダウンつまり「上からの命令」だと早いこともある。
トップダウンとボトムアップ、2つの方法でセクシャルマイノリティの方々が
生きやすい世の中になればと思っています。
そして、當山敦己さんの話は「今の性を楽しむ」ことの大切さと喜びをおしえてくれます。
「性=生」なのです。
皆さんは 性=生 を楽しんでいますか?
性教育は、妊娠、出産、子育てだけでなく、どう生きるのか、何を選択していくのか
それを伝えていく必要があると思います。
これからもそんな「性教育」をしていきたいと思います。